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奈良市内の空き家の利活用事例を紹介します。

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  奈良市の空き家件数は平成25年度住宅・土地統計調査によると21,290戸、空き家率は12.5%という状況になっており、市街地を中心とした各地域で空き家の適正管理が問題視されています。そのため平成28年3月に「奈良市空家等対策計画」を策定し、各種空き家の利活用や除却についての事業に取り組んでいるところです。ここでは、平成28年度・平成29年度に空き家をまちづくりの資源として有効活用するため実施しました「空き家・町家活用モデル事業」において空き家を改修し、地域活性化に取り組んでおられる改修事例を紹介します。空き家に目を向け有効な活用を検討するきっかけにしてください。※なお、平成29年度をもって「空き家・町家活用モデル事業」は終了しました。

■ライブラリーカフェ
 空き家になっていた実家を自身所有の奈良にまつわる蔵書を利用し、読書が出来るカフェに改修。絵本の読み聞かせやパッチワーク等のワークショップも開催しコミュニティの構築を目指し、互いの見守りの場とする。

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 ■多目的町家
   ならまちにある自身所有の空き家を奈良の文化活動や地域の活動に関わる多目的町家として改修。個展・ワークショップの開催を通じて奈良の文化発信エリアとする。 
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■伝統文化教室・地元特産品発信カフェ
 市街地の空き家を着付け教室や和小物の製作のワークショップなどの文化教室に改修。学生農業団体と協力し、奈良で採れた野菜を使ったカフェを開催、大和野菜の良さや生産者の声などを届ける。

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■里山文化体験・交流施設
 
奈良市山間部にある空き家をその地域ならではの発酵食品を作る教室に改修。日本の発酵文化を伝えること、地域高齢者との繋がりの場とする。
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 ■食文化展示・体験・交流拠点
 以前飲食店舗として活用されていた空き家を「奈良の食文化」を発信、継承していくための展示・体験・交流拠点に改修。
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■障がい者福祉施設
 古くからの広い空き家を障がい者の就労支援施設に改修。施設を拠点に農作物・果実及び生花の栽培育成、収穫物の販売を通して地域交流の場とする。
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■ギャラリー&ポストカード
 
空き家になっていた実家をギャラリー&ポストカード販売に改修。奈良にちなんだ絵葉書を販売し、書くスペースを設け、奈良からの便りの発信の場とする。併せて伝統工芸品・美術品などの貸ギャラリーとして展示・販売も行い奈良の文化も発信する。
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■糞虫の展示施設
 観光客が足を伸ばせる場所の空き家を奈良公園に生息する多種多様な糞虫の生態の展示施設に改修。奈良の春日原生林や奈良公園などの素晴らしい自然、資源の大切さを広めることを目指す。
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引用元