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令和7年度9月の給食紹介

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令和7年度9月の給食紹介

「古都ならの日」の献立

  奈良の地場産物や郷土料理を取り入れた「古都ならの日」の献立です。

小学校:9月8日(月曜日)、中学校:9月8日(月曜日)

●献立● ご飯・さばのさっぱり煮・きらずの煮物・にゅうめん・大和茶あん入りわらびもち

9月8日古都ならの日NARA ALL RICE ACTION

(小学校給食より抜粋)

奈良県産の食材として【米(奈良市産)】、【青ねぎ】、【なす】、【大和茶あん入りわらびもち】を使用しました。

「きらずの煮物」

 おからは、日本各地で名称が異なります。関西地方では、おからは包丁で「切らずに」調理ができることから「きらず」と呼ばれるようになったとされています。婚礼の祝儀にも、「縁を切らず」という願いを込めて、縁起ものとして「きらず」を使った料理が振る舞われているそうです。

「大和茶あん入りわらびもち​」

 奈良県は、茶の名産地です。朝晩の寒暖差が激しく、水源が豊富な奈良市の月ヶ瀬地区や田原地区などで盛んに栽培されています。弘法大師が唐よりお茶の種子を持ち帰り、奈良・宇陀に植えてお茶の製法を伝えたことが大和茶の起源とされています。その後、寺院を中心に茶の文化が広まりました。

「食育の日」の献立

 令和7年度は令和4年度より引き続き、食育の日のテーマを「日本の郷土料理について知ろう」とし、九州・沖縄地方から出発して、毎月各都道府県の郷土料理や地域の産物等を紹介し味わいます。9月は神奈川県でした。

小学校:A班:9月19日(金曜日)、B班:9月18日(木曜日)

中学校:D班:9月19日(金曜日)、E班:9月18日(木曜日)

●献立● ご飯・牛乳・とん漬け野菜炒め・手作り梅ひじきふりかけ・すまし汁

9月18・19日食育の日

(小学校給食より抜粋)


​「とん漬け野菜炒め​」

​ 「とん漬け」は、豚肉をみりんや砂糖、にんにく、みそなどを合わせたタレに漬け込んで作る神奈川県厚木市の名物料理です。今回の給食では、 にんじんや玉ねぎなどの野菜と一緒に炒めて提供しました。

「手作り梅ひじきふりかけ​​」

 神奈川県小田原市は、関東屈指の梅の名所です。戦国時代、梅干しの薬効に注目した北条氏が梅の木を植え、梅干し作りを推奨したことがきっかけとなり、旅人が弁当の防腐効果などが期待される梅干しを買い求めたことから、小田原地域の宿の名物として知られるようになったそうです。今回の「手作り梅ひじきふりかけ」は、梅干しとちりめんじゃこを混ぜた米をだし汁で炊いた「梅ご飯」を給食向けにアレンジした料理です。

 

☆防災献立が登場しました☆

小学校:9月1日(月曜日)、中学校:9月1日(月曜日)

●献立● ご飯・牛乳・まぐろのしょうが煮・切り干し大根の煮つけ・高野豆腐のみそ汁

9月1日防災献立

(小学校給食より抜粋)


「まぐろのしょうが煮」・「切り干し大根の煮つけ」・「高野豆腐のみそ汁​」 

 大正12年9月1日に関東大震災が起こり、多くの人の命が奪われました。これをきっかけに、私たちが自然災害などに対する認識を深め、災害への備えと防災意識を向上すること目的として、9月1日は「防災の日」とされています。
 いつ起こるか分からない災害に備え、日頃から食べている長期保存が可能な食材(缶詰や乾物など)を備蓄し、使った分だけ新しく買い足すことで、家にある防災食を一定量に保つ方法を「ローリングストック」といいます。今回の給食では、長期保存が可能で、災害時に防災食としても備蓄することができるまぐろ油漬、高野豆腐、切り干し大根、干しわかめを使った献立が登場しました。子どもたちが防災について考えるきっかけとなる献立でした。

☆「とうがん」が登場しました☆

小学校:A班:9月4日(木曜日)、B班:9月5日(金曜日)

中学校:D班:9月4日(木曜日)、E班:9月5日(金曜日)

●献立● パン・牛乳・チキンカツ・チャプチェ・とうがんのスープ

9月4日・5日パン・牛乳・チキンカツ・チャプチェ・とうがんのスープ

(小学校給食より抜粋)

とうがんの写真

(給食で使用したとうがん)


「とうがんのスープ​」 

 とうがんの原産地はインドで、中国を経由して奈良時代に日本へ伝わったとされており、古くから食べられています。とうがんは、夏に旬を迎える野菜ですが、皮が厚くて硬く、冷暗所などで保存をすれば冬まで食べることができるため、「冬瓜(とうがん)」と名付けられたと言われています。とうがんを知らなかった子どもたちも食べ終わった後には「おいしかった!」と言っていたそうです。

引用元