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学校規模適正化について

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更新日:2023年5月10日更新

学校規模適正化は、学校の適正配置と適正規模を維持することにより、教育環境を整える事業です。

背景

 全国的に少子化が進んでいる中で奈良市の児童生徒数は1980年代のピーク時から現在は半数以下に減少しています。そして今後も減少傾向が続くと想定されます。一方で、学校数はあまり変化がないため、集団を通した教育が困難になる等、教育的効果を十分にあげられない状況が生じています。
 児童生徒が集団の中で、多様な考えに触れ、認め合い、協力し合い、切磋琢磨することを通じて一人一人の資質や能力を伸ばしていくという学校の特質を踏まえ、小・中学校では一定の集団規模が確保されていることが望ましいものと考えられます。子どもたちがより良い教育環境の中で効果的な教育が受けられるように、学校規模の適正化を図ることが必要です。

児童生徒数の推移グラフ

適正化の取組

 平成18年6月に、学識経験者並びに学校、PTA、地域住民及び、行政の代表者で組織する「奈良市学校規模適正化検討委員会」を設置し、「小・中学校及び幼稚園について、子どもたちがより良い教育環境の中で効果的な教育が受けられるような適正規模、適正配置の基本的な考え方及び本市や地域の特性を踏まえた適正化を図るための方策」について検討していただき、平成19年4月に「奈良市学校規模適正化基本方針(提言)」を受けました。この提言を踏まえて、本市における学校規模適正化の方針である「奈良市学校規模適正化実施方針」を定め、この方針に基づいた中学校区別実施計画(案)の「前期計画」(平成19~22年度)、「中期計画」(平成23~27年度)を策定しました。
 また、文部科学省は平成27年1月に「公立小学校・中学校の適正規模・適正配置等に関する手引」を策定し、公立小中学校を統合再編する際の基準等が示されました。「奈良市学校規模適正化検討委員会」の後継組織である、「奈良市学校規模適正化懇談会」における議論も踏まえ、本市では平成28年度に「後期計画」(平成28~32年度。その後、令和5年度末まで計画を延長しています。)を策定し、学校規模の適正化に取り組んでいます。

これまでの統合再編校

開校年月 統合再編校 統合再編前の学校
平成23年4月 興東小学校 大柳生小学校
相和小学校
平成27年4月 帯解小学校 帯解小学校
精華小学校
平成27年4月 興東館柳生中学校 興東中学校
柳生中学校
平成29年4月

都祁小学校

並松小学校
都祁小学校
吐山小学校
六郷小学校
令和4年4月 ならやま小学校 右京小学校
神功小学校

※都祁小学校の「祁」は正しくは「示」を「ネ」と表記します。

※これまで統合再編した学校では、地域ごとに「学校規模適正化検討協議会」を設置していただき、保護者や地域住民、学校関係者と協議を重ねました。各地域の統合再編までの詳細については 「過去の取組」をご覧ください。

小学校・中学校の規模と児童・生徒数(令和5年5月1日時点)

児童生徒数と

関連情報

方針・計画
学校規模適正化中学校区別実施計画(案)など、方針・計画の全文を掲載しています。

過去の取組
学校規模適正化に関する過去の取組を地域別に掲載しています。

引用元